起立性調整障害の間違った対応とは【朝起こすは間違い?】

よくある間違った対応とは

あなたのお子さんは

・血圧を上げる薬

・めまいの薬

・寝れるようになる薬

を処方されていませんか?それを飲んでお子さんは元気になりましたか?

検査で異常所見がない・朝が起きれない・立っているとふらつく・気分が悪くて動けない・やる気がでないなどの場合に、起立性調節障害と判断されることが多いです。

起立性調節障害は自律神経の乱れによって起きている様々なカラダの不調です。

朝起きれない・気分が悪い・動けないなどは症状であって、原因ではありません。

これを勘違いしてはいけません。

ただ血圧を上げる薬を飲んでも、ただめまいの薬を飲んでも、元気にならない事が多いです。

朝起こす事も繰り返していても、自律神経は簡単には整いません。

 

起立性調節障害の原因は人それぞれ

起立性調節障害の原因はひとつではありません。

・ストレス

・睡眠習慣の乱れ

・部活、塾などの過密生活

・親子関係

・いじめ

・発達障害

など色々な誘因があります。

ストレスと一言で言っても、進学、進級、受験、引っ越し、クラス替え、席替え、当番、クラスメイト、先生など、学校関係だけでも色々なきっかけがあります。

睡眠習慣の乱れも、何が原因になっているのかが分からないといけません。

ゲームや動画で寝るのが遅くなっているのか、塾で帰りが遅いのか、勉強していて寝るのが遅くなるのか、昼寝をしているのかなど様々です。

親子関係がお子さんの体調不良と影響している事もあります。

あなたはお子さんと話をしていますか?

お子さんの話を最後まで聞いていますか?

いじめを受けている場合もあります。いじめの判断は難しいですが、本人が不快に思う環境は好ましいものではありません。

これらのどれか1つが問題ということは少ないです。

これらが複雑に組み合わさってカラダの限界を超えてしまい、様々な症状が出てきます。

人に思いを伝えるのは大変難しいです。

家族だから分かっているつもりになっていませんか。

病院で言われた事をしているだけではありませんか。

 

学校に行くことがゴール?本当に目標にすべき事とは

起立性調節障害のお子さんは学校を休むことが多くなります。

その為に学校に行くことが目標になりがちです。

親は『普通に学校に行って欲しい』『学校に行かないと将来が不安』と思います。

なので、どうしても『今日は学校に行ける?』『とりあえず学校に行ってみよう』と言ってしまいます。

これを繰り返すと、子どもは親が自分の事を分かってくれないと思います。

子どもからすると、自分の嫌な事を理解してくれない親となります。

この様な親子関係で改善していくと思えますか?

 

あなたはお子さんにどうなって欲しいですか?

学校に行った回数が大事ですか。

試験を受けることが大事ですか。

 

違いますよね。お子さんに元気に過ごして欲しいですよね。

元気で楽しく過ごして欲しいですよね。

本当の目標はそこです。

お子さんが笑顔で元気に楽しく過ごすこと。

 

健康は当たり前にあるものではありません。

元気なカラダになって、好きな事を我慢せずに出来るようになりましょうね。



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