【IBSガス型と呑気症】腹部の膨満感はなぜ? 

IBSガス型は治りにくい

お腹の調子が悪い時、ひとに相談できますよね。

おならの悩みがある時は、相談できますか?

 

おならの悩みは、なかなか相談しにくいですよね。

親や友達には言いにくいですよね。

その為に症状が長引き、悪化しやすい傾向があります。

 

IBSガス型の一般的な症状は、

・ストレスがかかると腹痛が酷くなる

・おならが何回もでる、漏れている気がする

・お腹がパンパンに張っている

この様な事はありませんか。

 

IBSの下痢型、便秘型は、薬が良く効くこともあります。

残念ながらガス型は薬で症状が、軽減することが少ないです。

 

下痢型・便秘型は腸の調子が整うと、割と改善が早いです。

ガス型はそうはいかないことが多いです。

ガスの発生を抑える薬を服用しても、効果はあまり良くありません。

ガスを減らすだけでは、改善しないのです。

 

IBSと呑気症

IBSガス型は腸内環境が悪化して、ガスが発生しやすい状態にあります。

ガスが発生しやすい原因として、食事や腸内細菌などがあげられます。

 

その他には、空気の飲み込み過ぎがあります。

吞気症と呼ばれるものです。

当院でもげっぷや腹部の膨満感があり、相談されることが多いです。

 

吞気症はストレスで悪化することが多いです。

・仕事や学校の前に、お腹が張りやすい

・休日は症状が軽い

・緊張時に悪くなる

 

吞気症と過敏性腸症候群は併発しやすいです。

特にIBSガス型は、関連度が高いです。

 

悪習慣としては、

・早食い

・空気と一緒に汁物を飲む

・ビールや炭酸類をよく飲む

・口呼吸

・猫背

などがあります。

 

上記の場合、空気を飲み込んでいる自覚はほとんどありません。

しかし、実際には空気を飲み込みやすくなります。

ご注意ください。

 

症状が悪化すると、胸やけやげっぷなどの不快感が増えます。

その不快感を解消するために、空気の飲み込みが増えます。

悪循環が始まります。

 

IBSガス型はQOLを低下させる

日本の消化器、心療内科の専門家が、最新のIBS診断ガイドライン2020を作成しました。

その中で、IBSは

・感染性腸炎の後になりやすい

・痛みだけでなくQOLを低下させる

・ストレス、心理的要因が関係する

としています。

 

繰り返しますが、IBSガス型は他より治りにくいです。

それは単純な原因の不調ではないからです。

 

腸内環境の悪化、悪玉菌の増加、ガスの発生などは、いまの症状です。

薬でいまの症状を軽減しても、全体が改善しないこともあります。

IBSガス型は、この傾向が強いです。

 

IBSガス型には、体質の改善が必要になります。

身体の不調を症状別に見ていては、治りにくいです。

まずはお気軽にご相談ください。



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