【酒と睡眠】良い点、悪い点とは

アルコールの作用とは

「酒を飲んだら眠くなる」

は、正しいです。

 

睡眠に関するアルコールの作用は

・眠気がでてくる

・途中覚醒しやすくなる

になります。

 

眠気が起こるのは、睡眠にプラスになります。

しかし、これは一週間ほどで耐性ができます。

 

耐性ができると、同じ量を飲んでも眠気が起きません。

眠気を起こすために、飲酒量が増えます。

プラスの点は、すぐになくなります。

 

途中覚醒が起きやすいのは、

・利尿作用

・睡眠が浅くなる

・脳が覚醒している

などの影響になります。

 

マイナスの効果は、飲酒する限り継続します。

飲酒を続けることで、より睡眠を悪化させます。

 

睡眠はアルコールで改善できない

アルコールには、鎮静作用があります。

アルコールを飲むことで、脳の興奮を抑制してリラックスできます。

 

アルコールが分解されると、抑制が解除されます。

脳が興奮して、寝れなくなります。

 

飲酒の翌日に身体がきついのは、

・身体が回復できてない

・有害物質(アセトアルデヒド)の産生

が、関係します。

 

身体の修復は睡眠時に行われます。

アルコールは身体に不要なものなので、肝臓が解毒します。

睡眠中にアルコールの解毒作用を行うので、身体の修復は後回しになります。

 

アルコールの分解時間は成人男性の場合、ビール500mlで4時間程度かかります。

アルコール度数や飲酒量・飲む人の年齢・体格などで、時間は増加します。

 

誰にでもいえるのは、寝酒は少量でも睡眠に影響します。

 

飲酒によって、眠気はでます。

それはすぐに耐性がつきます。

 

飲酒するから眠くなる→耐性ができる、眠気が来ない→飲酒量が増える、眠気がくる→耐性ができる

を、繰り返していきます。

 

アルコールで睡眠は改善しません。

 

寝るために飲むのは依存症です

・寝酒しないと寝れない

・飲まないと眠気がこない

・朝起きると不安感がある

これらは、アルコール依存性睡眠障害の可能性が高いです。

寝るために飲酒するのは、重症の不眠となります。

 

飲酒は睡眠の質を低下させます。

筋力の弛緩が起こるので、睡眠時無呼吸症候群は悪化しやすいです。

 

日中の眠気や集中力の低下はありませんか?

手のふるえ、イライラ、発汗、不安感はありませんか?

 

飲酒期間が長くなると、アルコールが分解されて血中濃度がさがると、離脱症状がみられます。

離脱症状がでてくると、自力で飲酒を控えるのは難しいです。

 

不眠は万病のもとです。

睡眠が取れていないと、身体もココロも回復できません。

 

飲酒して寝ている人は、注意してくださいね。



ブログカテゴリー
月別アーカイブ  

基本情報

住所〒860-0811 熊本県熊本市中央区本荘 4-10-20 U-village本荘1F
予約当院は予約制の鍼灸院です。ご予約の上、ご来院ください。

施術中は電話に出ることが出来ません。

現在多くの方にご利用頂いております。


申し訳ありませんがお電話でお問い合わせ場合、留守電になることがあります。


留守電に「お名前」「電話番号」「施術希望」の旨を残して頂くと、折り返し電話させて頂きます。
電話096-373-7272
営業時間平日・日曜 9:00 – 21:00
土曜・祝日 9:00 – 14:00
定休日不定休