良い油、悪い油とは
カラダにカラダに悪いあぶらは固まる脂で、良いあぶらは固まらない油。
この様な表現をする事があります。
常温で固まる脂は、主に飽和脂肪酸になります。
これは取り過ぎる事で、動脈硬化などカラダに悪い影響があります。
一方、常温で固まらない油は不飽和脂肪酸と言います。
不飽和脂肪酸は体内で合成できるものと、出来ないものがあります。
体内で合成できないものは、摂取する必要があります。
これを必須脂肪酸といいます。
固まる脂を取り過ぎると、何だかカラダに悪そうですよね。
カラダに脂肪がつきそうな気がしませんか?(笑)
私もそんなイメージをしていました。
脂肪は人間のカラダを正常に機能させるのに、必要な栄養素です。
必要な分をバランスよくとる事が大事です。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の割合は3:7が理想とされています。
しかし、現代人の多くは飽和脂肪酸を取り過ぎています。
控えるべき油とは?
我々が一日に摂取するあぶらの8割は、見えないあぶらと言われます。
「・・・ん?」
ですよね。
実は目に見えるあぶらばかり気にしても、あまり意味がないのです。
本当に気をつけるのは、、見えないあぶらの方です。
サラダ油やバターなどは見えるあぶらです。
これらは意識しやすいですよね。
見えないあぶらは、食品に混ざっているので意識しにくいです。
具体的には、肉や乳製品、加工食品に含まれるあぶらです。
揚げ物を控えていても、お菓子を食べていると意味がありませんよ。
摂取する油を意識する
あぶらはカラダに悪いイメージがあると思いますが、実はカラダに必要な栄養素です。
取るべき油をとって、要らない油を減らしていきましょう。
見えない油は意識しないと減らせないです。
見えないものを意識するのは難しいですよね。
気をつける事は、加工食品の裏を見る事です。
裏に表示してある原材料名を見る事です。
原材料をすべて評価するのは大変です。
なので、まずは
・原材料名をみる
この商品は何を使っているのか。
・最初の3つを意識する
原材料名は多い順に記載されています。何が多く使われているのか。
これをするだけで、自分が口にしている物を意識する事が出来ます。
原材料名が植物油脂、パーム油など書いてありませんか?
これらが最初の方に書かれている物は、油で作られています。
カップ麺、菓子類、パンなどは多く使われていますよ。
毎日何を口にしていますか?
脂っぽいものを避けるだけでは、脂質のバランスはよくなりません。
肉類や乳製品だけダイエットしていませんか?
お菓子や菓子パンを毎日食べていませんか?
食事は何かだけではだめです。
何かだけではバランスよくなりません。
偏った食事にならないように、気をつけましょうね。
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