下剤の服用をやめませんか|薬に頼るほど腸が弱る理由と便秘を根本改善する方法

下剤(便秘薬)の服用、やめませんか?薬に頼るほど腸は弱くなる。

あなたは快便ですか。

  • 「3日出ないと薬を使います」
  • 「薬がないと出ないから」
  • 「学生時代からずっと使っています」

こうした声は、当院でも本当に多く聞きます。

しかし、その習慣が 腸の働きを弱らせ、便意を感じない体質 をつくっているかもしれません。

下剤(便秘薬)依存のサインとは

次の項目に当てはまる人は、下剤依存の可能性が高いです。

  • 下剤を常用している
  • 最近、便意を感じない
  • 便意があっても我慢することがある
  • 以前より薬の量が増えている
  • 便秘と下痢を繰り返す

これらは、腸が自力で動けなくなっているサインです。

下剤(便秘薬)はどこに作用しているのか

市販の下剤の多くは 大腸ではなく結腸に作用 して便を出しやすくします。

本来の流れは、

  1. 大腸がしっかり動く
  2. 結腸へ内容物を運ぶ
  3. 便として排泄する

という順番です。

しかし薬で結腸だけを刺激して排便すると、 大腸本来の動きが抑制され、便意を感じる神経も鈍くなります。

つまり、

  • 大腸が働かない
  • 便意が出ない
  • さらに薬に頼る
  • もっと腸が弱る

という悪循環に陥ります。

あなたは薬歴、何年ですか。

下剤の使用が低年齢化している現実

最近は、小学生の便秘相談も増えています。 テレビCMで毎日流れるため、「薬は安全」というイメージが強くなり、使用期間が長期化しています。

「便を早く出したい」という気持ちはよく分かります。 しかし、薬で出す排便は“腸が働いていない排便” です。

腸がサボったままでは、便秘は根本的に改善しません。

慢性便秘をつくる3大原因

便秘が慢性化していく背景には、次の3つが深く関わっています。

① 便意のガマン(最も多い原因)

  • 朝は忙しくてトイレに行けない
  • 職場や学校でトイレに行きにくい
  • 外出先で我慢してしまう

たまに我慢する程度なら問題ありません。 しかし、習慣的に我慢していると 便意そのものを感じにくくなります。

便意を無視し続けると、

  • 脳が「便意を出さなくていい」と判断
  • 排便力が低下
  • 腸が動かなくなる

という悪循環に入ります。

便意をガマンすることが、便秘を悪化させていたのです。

② 下剤(便秘薬)の常用・乱用

ドラッグストアで簡単に買えるため、 「便を出さないことは悪いこと」と感じてしまい、薬に頼りがちです。

しかし、薬で排便すると、

  • 大腸を刺激しない
  • 脳に便意が伝わらない
  • 便意を感じない
  • 便秘が悪化
  • さらに薬を使う
  • 腸がサボる

という 負のループ に陥ります。

薬を使うほど、腸は動かなくなります。

③ ストレスの蓄積

  • 仕事のストレス
  • 家庭のストレス
  • 病気や不安
  • 身近な人の不幸

ストレスは自律神経を乱し、交感神経が優位になります。 交感神経が優位な状態では、腸の動きは抑制されます。

「休みの日だけ便が出る」という人は、 ストレスが腸を止めているサインです。

口内炎がよくできる人は、免疫力が落ちている証拠でもあり、要注意です。

下剤をやめるために必要なのは“腸本来の動き”を取り戻すこと

便秘を根本的に改善するには、

  • 便意をガマンしない
  • 腸が動く生活習慣をつくる
  • ストレスを減らす
  • 水分・食事・睡眠を整える

こうした「腸が自力で動く環境」を整えることが欠かせません。

薬だけでは便秘は治りません。 むしろ、薬に頼るほど腸は弱っていきます。



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