学校・電車・集会でお腹が痛くなる子どもへ|IBSと自律神経の関係を東洋医学から解説

子どもの過敏性腸症候群(IBS)

「学校に行く前になるとお腹が痛い」 「電車に乗ると急にお腹が痛くなる」 「人が多い場所に行くと不安でトイレに行きたくなる」

こうした子どものお腹の不調は、 過敏性腸症候群(IBS) が関係していることがあります。

IBSは大人だけの病気ではありません。 近年、子どものIBSが急増しており、 学校生活・外出・集会・電車移動など、日常生活に大きな影響を与えています。

しかし、子どものIBSは「甘え」「気のせい」と誤解されやすく、 適切なケアが遅れてしまうケースも少なくありません。

東洋医学では、 子どもの心と体のバランスを整えることで、IBSの改善をサポートできます。

子どものIBSはなぜ増えているのか?

子どものIBSが増えている背景には、 現代特有のストレスや生活環境の変化があります。

① 学校・友達関係のストレス

子どもは大人以上に環境の変化に敏感です。

  • クラス替え
  • 友達関係
  • 先生との相性
  • 部活のプレッシャー

こうしたストレスが腸に影響し、IBSを引き起こします。

② 朝の緊張で腹痛が起こる

「学校に行く前だけお腹が痛い」 これはIBSの典型的なサインです。

緊張 → 自律神経の乱れ → 腸の過敏化 という流れが起こります。

③ 電車・人混み・集会で悪化する

IBSの子どもに多いのが、

  • 電車に乗れない
  • 人が多い場所が苦手
  • 体育館の集会でお腹が痛くなる
  • 行列に並べない
  • 発表会・式典で腹痛が出る

という症状です。

これは、 「逃げられない場所」=不安が強くなる場所 で自律神経が乱れ、腸が過敏になるためです。

大人のパニック症状に似ていますが、 子どもの場合は“お腹の症状”として出やすいのが特徴です。

④ スマホ・ゲームによる自律神経の乱れ

夜遅くまでのスマホ・ゲームは、

  • 交感神経の過剰興奮
  • 睡眠の質の低下
  • 腸の動きの乱れ

につながり、IBSを悪化させます。

⑤ 食生活の乱れ

  • 朝食を食べない
  • 炭酸飲料・お菓子が多い
  • 食物繊維不足

これらは腸内環境を悪化させ、ガスや腹痛の原因になります。

子どものIBSの主な症状

  • 朝の腹痛
  • 下痢や便秘を繰り返す
  • お腹が張る
  • ガスが多い
  • トイレが気になって授業に集中できない
  • 電車・集会・人混みで腹痛が出る
  • 学校に行けなくなる

特に ガス型IBS は子どもにも多く、 「おならが気になる」「教室にいられない」と悩む子が増えています。

子どものIBSは“心と体のつながり”が強い

子どもは大人よりも、 感情がそのまま体に出やすい特徴があります。

  • 緊張するとお腹が痛くなる
  • 不安でトイレに行きたくなる
  • 嫌なことがあると下痢になる
  • 人が多い場所で腹痛が出る

これは決して「気のせい」ではありません。

腸は“第二の脳”と呼ばれ、 自律神経と密接に関係しています。

子どものIBSは、 心のストレス → 自律神経の乱れ → 腸の過敏化 という流れで起こることが多いのです。

東洋医学からみた子どものIBS

東洋医学では、IBSを「腸だけの問題」とは考えません。

子どものIBSに多い体質は次の3つです。

① 気滞(きたい)タイプ

ストレスで気の巡りが悪くなり、腹痛やガスが起こるタイプ。

  • 朝だけ痛い
  • 緊張で悪化
  • 電車・集会で腹痛が出る

心のストレスが腸に直結するタイプです。

② 脾虚(ひきょ)タイプ

胃腸が弱く、疲れやすいタイプ。

  • 食べるとお腹が張る
  • 下痢しやすい
  • 体力がない

食事の影響を受けやすい子に多いです。

③ 気逆(きぎゃく)タイプ

気が逆流し、げっぷ・ガス・腹部膨満が起こるタイプ。

  • 呑気症(空気の飲み込み)
  • ガスが抜けにくい
  • 人混みで悪化

緊張しやすい子に多く見られます。

当院だからできるサポート

東洋医学では、 自律神経・呼吸・胃腸の働きを整えることで、 子どものIBSを根本からサポートします。

① 自律神経を整える

鍼灸は副交感神経を高め、緊張をゆるめます。

  • 朝の腹痛が減る
  • 電車・集会での腹痛が軽くなる
  • 不安が軽くなる

学校に行きやすくなる子が多いです。

② 胃腸の働きを整える

お腹の張り・ガス・下痢・便秘を改善しやすくなります。

③ 呼吸を整える

緊張しやすい子は呼吸が浅く、空気を飲み込みやすい傾向があります。

呼吸が整うと、 呑気症・ガス型IBSが改善しやすくなります。

④ 心の安心感をつくる

子どもは「安心できる環境」で症状が軽くなります。

東洋医学の施術は、 子どもにとって“安心できる時間”にもなり、 心の緊張がゆるむことで腸の働きも整います。

親御ができるサポート

  • 朝の「早くしなさい」を減らす
  • 子どもの話を否定せず聞く
  • スマホ・ゲームの時間を整える
  • 睡眠リズムを整える
  • 電車・集会の前に深呼吸を一緒にする

特に 親が落ち着いていること が、子どもの安心につながります。

まとめ|子どものIBSは“体質を整える”こと

子どものIBSは、 腸だけの問題ではなく、 心・自律神経・生活習慣・体質が深く関係しています。

だからこそ、 体質から整える東洋医学は、子どものIBSと相性が良いのです。

  • 電車に乗れない
  • 人が多い場所が苦手
  • 集会でお腹が痛くなる
  • 朝の腹痛
  • ガスの悩み

こうした症状で悩む子は、決して少なくありません。

ひとりで抱え込まず、 まずはお気軽にご相談ください。 子どもが安心して学校や外出ができるよう、 体質からしっかりサポートいたします。

▶ IBSは体質から整えることで改善しやすくなります。こちらの記事をご覧ください。


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