そのマウスピースは何個目?
歯ぎしり、食いしばりでマウスピースを使用することがあります。
軽度の歯ぎしり、食いしばりであれば、マウスピースも有効です。
マウスピースは歯の外側を保護します。
歯と歯の接触を防ぐので、歯を守る役割をしてくれます。
しかし、マウスピースを嚙み壊す方には、全く効果がありません。
強い噛みしめをするので、マウスピースをしていても歯の根元にダメージが起きます。
以下に当てはまる人は、強い噛みしめをしている可能が高いです。
・半年以内にマウスピースが壊れる
・朝起きると顎が痛い
・朝起きると口が開かない
・知覚過敏が治らない、多い
・慢性の肩こり、頭痛がある
寝ている間に、強い噛みしめがあることで、これらの症状が出やすくなります。
あなたのマウスピースは、大丈夫ですか?
根本的な原因を理解する
歯ぎしり、食いしばりの原因は1つではありません。
原因として言われるのが、ストレス、歯のかみ合わせ、骨格、飲酒や喫煙、薬の副作用などがあります。
最近有力な説は、①ストレスの発散 ②気道確保 のためと言われます。
確かにどれも誘因になります。
どれが大きな誘因になるかは、ひとそれぞれです。
当院にご相談のある患者さんの多くは、歯ぎしりや食いしばりが酷い方です。
その多く、ほとんどの方は自律神経の乱れがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経からなります。
睡眠は深い眠りと、浅い眠りを繰り返します。
交感神経と副交感神経がうまくバランスを取ることで、質の良い睡眠となっていきます。
歯ぎしりなどは、浅い睡眠時に起こります。
浅い睡眠とは、交感神経が強くなり副交感神経が弱い状態です。
この時に筋肉が過緊張し、歯ぎしりや食いしばりが起こります。
通常自律神経は、睡眠時も自動的に調整しています。
それが乱れてしまうと、無意識下の調整がうまく出来なくなります。
良い睡眠には、自律神経の調子が大きく関係します。
自律神経が乱れてくると、慢性の肩こりや頭痛などがでてきます。
睡眠の質が悪くなり、回復力が低下していくからです。
忙しい生活を過ごしていると、自律神経は乱れていきます。
あなたの自律神経は乱れていませんか?
マウスピースをしても改善しない人もいる
歯ぎしりや食いしばりで、マウスピースを試すのは、良いと思います。
それで改善する方も、一定数おられるからです。
しかし、マウスピースや歯列矯正、舌の運動、ボツリヌス治療などを行っても、改善しない方もいます。
その場合は、自律神経の乱れがないか考えてください。
・ストレスがある
・熟睡できていない
・やる気がでない
・慢性の不調がある
・不安や心配事がある
これらに当てはまる人は、自律神経に負担がかかっています。
このような状態では、治療をしていても改善は出来ません。
自律神経を整えるのが、優先です。
カラダが正常に働いている。
カラダが自分で治す状態にあることで、カラダは回復していきます。
自律神経を整えて、自分で治すカラダを取り戻しましょう。
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