アトピー体質になる生活環境
アトピー性皮膚炎は簡単にいうと、アトピー体質+悪化要因になります。
アトピー体質とは、皮膚の防御力や免疫力の低下や異常などです。
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎の家族歴や既往歴などです。
悪化要因とは、乾燥、発汗、ストレス、カビ、ダニ、食物などです。
気温の上昇、寝不足、花粉なども関係します。
これらが合わさって、アトピー性皮膚炎を発症します。
なので、どれかを気を付けるだけでは解決しません。
初期のアトピー性皮膚炎の場合、リンパ球が増加しています。
副交感神経が優位な状態は、リンパ球が増えます。
リンパ球は免疫細胞で、異物を排除します。
リンパ球が増えすぎると、免疫機能が過剰反応してしまいます。
小さな刺激でも反応する過敏体質になるのです。
いまは時代は、アトピー体質(副交感神経が優位)になりやすい環境にあります。
・温度調整された室内
・ストレスをかけない遊び
・食べ過ぎな食事
・ジュースやお菓子
・運動不足
昔と比べると、食事も遊びも変わってきました。
どれも副交感神経が優位になりやすいものです。
意識していなければ、誰もが関係する事ばかりですよね。
冷え性の悪化は要注意、重症化のサイン
アトピー体質の場合、慢性の冷え性や重度の生理痛、消化器系の不調もお持ちです。
アトピー性皮膚炎で相談のある女性のほとんどが、重度の冷え性です。
冷え症は色々な不調に繋がります。
交感神経、副交感神経どちらが崩れても、冷え性の原因になります。
鎮痛薬は冷え性に繋がります。
血管の収縮や血流不全に関係するからです。
偏頭痛や生理痛で鎮痛薬を服用している人は、冷え性が悪化している可能性があります。
アトピー性皮膚炎が酷い場合、小中学生でも冷え性の症状がでています。
冷え症は免疫力を大きく低下させます。
皮膚の症状にばかり目が行っていませんか?
冷え症や生理痛が悪化していませんか?
冷え体質は、アトピー性皮膚炎を悪化させますよ。
アトピー性皮膚炎で冷え性の場合、
・生理不順、生理痛
・便秘や下痢、痔
・低血圧、貧血
などの症状が悪化しやすいです。
当院に相談のある女性患者の、ほぼ皆さんにも該当しています。
冷え症を見逃していると、治りにくい身体になっていきますよ。
早期治療は冷えを改善が必要
過度な副交感神経優位な状態が続くと、交感神経にも負担がかかります。
交感神経も副交感神経も過敏になると、自律神経全体の不調になります。
自律神経全体の不調になると、さらに状態が悪化します。
副交感神経優位の状態のアトピー性皮膚炎のうちに、きちんとケアをしていきましょう。
アトピー性皮膚炎は時間がかかると、重症化していきます。
ステロイド薬の使用期間も重要となります。
ステロイド薬の消炎作用は、細胞のエネルギー生成を抑制します。
これにより冷えやすいカラダへと、どんどん加速します。
早期の適切な治療が、アトピー性皮膚炎には必要です。
まずはお気軽にご相談ください。
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