適応障害になりやすいのは○○な人
適応障害をご存じでしょうか?
言葉のイメージが先行して、間違った解釈をすることがあります。
適応障害というと、環境に馴染めない人のイメージはありませんか。
適応障害になりやすい人は、環境に馴染めない人ではありません。
環境に馴染もうと、頑張り過ぎてしまう人がなりやすいです。
適応障害のことで、相談のあった方に共通することがあります。
それは 優しいひと ということです。
みなさん優しい方で、相手のことを気にしすぎています。
相手の感情を気にしすぎて、自分のことが後回しになっています。
そのような状況が長く続くと、からだの不調がでてきます。
適応障害の症状としては、
・不安
・無気力
・集中力、思考の低下
・不眠
・涙がとまらない
・動悸
・食欲不振
などが、よく言われます。
これらの症状は目立たないので、多くは見過ごされます。
なので、そのままの生活を続けてしまい悪化しやすいです。
あさ仕事や学校に行くのが、毎日つらいと感じていませんか。
休日をすべて寝て過ごしていませんか。
【なりやすい職種】看護師、保育士、歯科衛生士
適応障害の相談の多い職種は、看護師、保育士、歯科衛生士になります。
共通することが、
・仕事が多忙(仕事量、労働時間、時間外の作業など)
・やさしいので頑張り過ぎる
・責任感が強いので頑張り過ぎる
などがみられます。
小さい頃からあこがれて、仕事に就いたひとも多いようです。
そのためか、仕事で無理もしやすいです。
相談のある方のほとんどが、仕事の復帰を望んでいます。
「好きな仕事なので辞めたくない」と、いわれます。
なりたいと思って始めた仕事なので、辞めるや休むといった選択肢がないのかもしれません。
やりたい仕事に就くことは、素晴らしいことだと思います。
しかし、カラダを壊すような働きかたはおすすめできません。
あなたが悪いわけではありません
適応障害の原因として、内的要因、外的要因があります。
内的要因とは、性格、考え方などがあります。
・ストレス耐性が低い
・感情表現が苦手
・人に頼るのが苦手
・悲観的な性格
・他人の感情が気になる
などです。
外的要因とは、対人関係、仕事や家庭環境などがあります。
・職場の人間関係
・パワハラ、残業などのストレスや負担
・昇進、異動による変化
・家族内のトラブル
・進学や就職による変化
などがあります。
適応障害の誘因となるものは、多くあります。
なにがスイッチになるかは分かりません。
その時のあなたの状態で変わります。
仕事は休んでもいい
1人で頑張らない
これを守るだけでも、重症化は避けられます。
無理をしていると、正常な判断ができなくなります。
頑張っているあなたは、悪くありません。
好きな仕事を楽しく長く続けるためにも、自分のカラダを大事にしましょうね。
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