不眠が原因ではない!
食いしばりの原因は、不眠やストレス、筋肉の過緊張だとよく言われます。
確かに食いしばりの方に、不眠やストレス、過緊張は多くみられます。
当院に食いしばりで相談のある方にも、不眠の傾向はみられます。
しかし睡眠習慣を気をつけても、食いしばりが改善しない事も多いです。
食いしばりが改善しないのは、なぜでしょう?
それは睡眠トラブルがあるから、食いしばりになった訳ではないからです。
ストレスや過緊張によって食いしばりが起こり、結果として不眠状態になっている。
そうです。多くの方が食いしばりの結果、睡眠トラブルになっているのです。
原因(食いしばり)と結果(不眠)を勘違いして、治療をしていたのです。
でている症状を治療していても、原因は治りません。
あなたの食いしばりの原因は何でしょうか?
食いしばりで不眠になったのでしょうか
不眠で食いしばりになったのでしょうか
食いしばりになると不定愁訴が増加する
人は寝ている時に、身体を回復します。
つまり、良い睡眠がとれていないと、カラダは疲弊していきます。
そのため、睡眠障害の患者さんは、不定愁訴が増えていきます。
寝れないと、人はカラダもココロも病んでいきます。
食いしばりからの不眠は、慢性の不眠症になっていることが多いです。
不定愁訴が増えていくと、原因を見つけるのが難しくなります。
食いしばりや歯ぎしりの人に、多い不定愁訴は
・倦怠感
・だるさ
・不眠
・やる気の低下
・頭痛、肩こり
・イライラ
などがあります。
誰でもありそうな症状ですよね。
そうです。だから、治療が遅れる事になりやすいのです。
不定愁訴が増えていくと、治療に時間がかかります。
歯ぎしりがあって、慢性の不調がある人は早く治療を始めましょう!
くいしばり→不眠の順番【治す順番が大事】
食いしばりや歯ぎしりは、自覚が遅れやすいです。
気づいても、急いで治療をしようとは思いませんよね。
通常の歯ぎしりや、食いしばりであれが、特段心配はありません。
問題なのは、重度の場合です。
軽度の歯ぎしりや食いしばりであれば、ストレス解消の一部になります。
この場合は、良い効果が大きいです。
しかし、日常生活に支障が出ている人は、ご注意ください。
その場合は、悪い影響の方が大きいです。
これらの場合は、重度の食いしばりの可能性が高いです
・歯が欠けた、割れた
・歯の神経を痛めた(知覚過敏など)
・口内に骨隆起がある
・朝から顎が痛い
・慢性の頭痛、不眠がある
・マウスピースが半年もたない
食いしばりや歯ぎしりで、治療をしようと思う方は少ないです。
他の困る症状が出てきてから、始めることが多いです。
日本人の歯ぎしりや食いしばりの可能性は、約7割といいます。
自覚をしている人は、2割程度だと言われます。
マウスピースやボトックス注射をしても、治りが遅い人はお気軽にご相談ください。
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