コロナ後遺症のブレインフォグ
ブレインフォグという言葉をご存じですか?
以前からある症状なのですが、コロナ後遺症として最近認知され始めました。
brain fog 文字通り脳に霧がかかったような症状のことです
・集中力の低下
・記憶力の低下
・思考が乱れやすい
・物忘れが増えた
・日中の眠気がとれない
この様な症状を総称して、ブレインフォグと言います。
ブレインフォグは病名ではありません。
そのため、病院を受診しても違う診断名になります。
脳の血液検査やMRIで異常がないことも多いです。
診断基準も定まっていないので、気づいてない人もいるでしょう。
コロナ以後に、この訴えが増えてきました。
これは認知が進むにつれて、患者数も増えていくでしょう。
コロナ以前のブレインフォグは
WHOによるとコロナ後遺症とは、
「新型コロナ感染から通常3ヵ月以内あり、少なくとも2か月以上続き、他の病気の症状では説明がつかない」
事と、定義しています。
当院でコロナ後遺症として相談が多いものは、倦怠感、息切れ、脱毛などでした。
最近はブレインフォグの相談も増えています。
当院は自律神経関係の相談を多く頂いております。
そのため、ブレインフォグのご相談も以前からありました。
ブレインフォグがコロナ後遺症として認知される以前は、
・慢性疲労症候群
・不眠症
・更年期
・適応障害
・不安障害
・うつ病
などの症状としての相談が多かったです。
ブレインフォグは色々な不調と併発しやすいです。
脳の疲労や免疫と深く関係しております。
そのため自律神経に関係する不調で多くみられます。
色々な病名に隠れる形で、存在していた症状です。
病名がつかないため、自覚もしにくい不調になります。
あなたは脳に霧がかかった状態と、感じたことはありませんか?
長引く後遺症、休養しても回復しない
コロナ後遺症の治療として、漢方やTMS、Bスポット治療などが行われています。
どれも有効な治療法には、至っておりません。
コロナ後遺症の改善は、個人差がものすごく大きいです。
同じ病名でも個人差はあるものですが、コロナ後遺症に関してはそれが顕著にみられます。
後遺症がほとんどない人、でてもすぐに回復する人、一年以上治らない人など様々です。
コロナ後遺症やワクチン接種後の不調は、心身のダメージが長引く傾向があります。
これは一見症状が治まったと見えた後も、内臓や免疫機能への負担が長期に及んでいる可能性が高いからです。
今まで健康そのものだった人が、コロナ関連の不調で突然働けなくなっています。
休養をとっても、回復できないのです。
自力で回復できないのは、自律神経の調整がうまく出来なくなったからです。
本来自分の身体は、自分で治せるようになっています。
それが自律神経の力です。
ブレインフォグの症状でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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