点鼻薬の使いすぎは逆効果?薬剤性鼻炎の原因と根本改善のポイント

点鼻薬の使いすぎは逆効果?鼻炎が悪化する理由と根本改善の考え方

鼻がつまるとイライラしますよね。 呼吸がしづらいだけで、集中力も落ちるし、気分まで沈んでしまいます。

そんなときに便利なのが 点鼻薬 です。 ドラッグストアで簡単に買えて、使ってすぐに鼻が通る。 即効性があるので、愛用している人も多いでしょう。

しかし、便利な点鼻薬には 大きな落とし穴 があります。

点鼻薬の多くは「血管収縮剤」が入っている

市販の点鼻薬の多くには 血管収縮剤 が含まれています。 これが鼻づまりを一気に改善してくれる成分です。

鼻の粘膜には血管が豊富に集まっており、炎症が起こると血管が広がって腫れ、空気の通り道が狭くなります。

血管収縮剤は、この血管をギュッと縮めて腫れを抑え、鼻の通りを良くします。

だからこそ、 「使った瞬間にスッと通る!」 という即効性があるのです。

しかし、この即効性こそが 使いすぎの原因 になり、やがて鼻炎を悪化させてしまいます。

1日5回以上・1ヶ月以上使っていませんか?

次の質問に当てはまる人は要注意です。

  • 点鼻薬を1日5回以上使っている
  • 1ヶ月以上、ほぼ毎日使っている
  • 点鼻薬を使わないと鼻が通らない
  • 使っても効きが悪くなってきた

これらに当てはまる場合、 薬剤性鼻炎(点鼻薬鼻炎) の可能性があります。

点鼻薬を使っているのに鼻炎が治らないどころか、 「むしろ悪化している気がする…」 という人は、まさにこの状態です。

点鼻薬で鼻炎が悪化する仕組み

点鼻薬を使い続けると、次のような悪循環が起こります。

  1. 血管収縮剤で鼻の血管が縮む
  2. 効果が切れると、反動で血管がさらに広がる
  3. 鼻づまりが以前よりひどくなる
  4. 苦しいので点鼻薬を使う
  5. 効果が弱くなり、使用頻度が増える
  6. 鼻の粘膜が肥厚(厚くなる)
  7. さらに鼻が通らなくなる

この繰り返しで、鼻の粘膜はどんどん厚くなり、 点鼻薬なしでは呼吸できない状態 になってしまいます。

これが薬剤性鼻炎です。

鼻炎の根本改善とは「鼻水を止めること」ではない

病院では、粘膜が厚くなった場合に

  • ステロイド点鼻薬
  • 粘膜を焼く治療

などが行われます。

しかし、そもそも鼻水は 体に入った異物を追い出すための防御反応 です。 風邪のときに熱が出るのと同じで、体が正常に働いている証拠でもあります。

鼻水を無理に止めることは、 体の自然な反応を邪魔してしまうことになります。

鼻炎の多くは アレルギー体質 が関係しています。 アレルギー体質を改善しない限り、鼻炎は根本的には治りません。

鼻炎は慢性化しやすい

鼻炎は放置すると慢性化しやすく、次のような薬でも悪化することがあります。

  • 降圧剤
  • 経口避妊薬
  • 精神安定剤

これらの薬が血管の働きに影響し、鼻炎を引き起こすこともあります。

「鼻炎になって何年も経つ」 「季節を問わず鼻がつまる」 という人は、すでに慢性化している可能性が高いです。

慢性化すると血管の運動が悪くなり、鼻炎以外にも

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 集中力低下

などの不調が出ることもあります。

点鼻薬を卒業するために必要なこと

点鼻薬をやめるためには、次の2つが重要です。

① 点鼻薬の使用頻度を減らす

いきなりゼロにするのは難しいので、

  • 回数を減らす
  • 使う時間を空ける など、少しずつ減らしていきます。

② アレルギー体質を改善する

鼻炎の根本原因はアレルギーであることが多いため、 体質改善が必要です。

  • 食生活の見直し
  • 睡眠の改善
  • 自律神経を整える
  • 血流を良くするケア

これらを続けることで、鼻炎は徐々に改善していきます。

まとめ:点鼻薬は「諸刃の剣」

点鼻薬は、使い方を守ればとても便利な薬です。 しかし、使いすぎると 鼻炎を悪化させる原因 になります。

  • 鼻づまりが治らない
  • 点鼻薬が手放せない
  • 使っても効かなくなってきた

こうした状態は、体からのサインです。

鼻炎を根本から改善するために、 点鼻薬の使い方を見直し、アレルギー体質の改善に取り組んでいきましょう。

あなたが快適に呼吸できる毎日を取り戻せますように。



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