良い油・悪い油の見分け方|見えない油に気づくための食事改善ガイド

良い油・悪い油とは

“固まる脂”と“固まらない油”を正しく理解する

「カラダに悪いあぶらは固まる脂で、良いあぶらは固まらない油」 こんなふうに説明されることがあります。

たしかに、 常温で固まる脂=飽和脂肪酸 常温で固まらない油=不飽和脂肪酸 という大きな違いがあります。

飽和脂肪酸は、肉の脂身やバター、ラードなどに多く含まれ、 摂りすぎると動脈硬化や生活習慣病のリスクを高めると言われています。

一方、不飽和脂肪酸は、魚の油・オリーブオイル・えごま油・ナッツ類などに多く、 その中には体内で作ることができず、食事から摂る必要がある 必須脂肪酸 も含まれます。

「固まる脂=悪者」ではないけれど…

固まる脂を見ると、 「太りそう」「血管が詰まりそう」 そんなイメージが浮かびますよね。

実際、私もそう思っていました。

ですが本当は、脂肪は

  • ホルモンの材料になる
  • 細胞膜を作る
  • エネルギー源になる

といった、 人間の体を正常に働かせるために欠かせない栄養素 です。

大事なのは「ゼロにすること」ではなく、 必要な分をバランスよく摂ること です。

理想的な脂質のバランスは、

  • 飽和脂肪酸:30%
  • 不飽和脂肪酸:70%

と言われていますが、 現代の食生活では飽和脂肪酸が多くなりがちです。

控えるべきは「見える油」より「見えない油」

私たちが1日に摂っている油の 約8割は“見えない油” と言われます。

サラダ油やバターのような「見える油」ばかり気にしても、 実は全体のごく一部にしか過ぎません。

本当に気をつけるべきなのは、 食品の中に最初から混ざっている油=見えない油 です。

見えない油が多い食品の例

  • 肉類(特に加工肉)
  • 乳製品(チーズ・アイス・クリームなど)
  • スナック菓子
  • 菓子パン
  • カップ麺
  • 冷凍食品・総菜・ファストフード

「揚げ物は控えています」と言いながら、 毎日お菓子や菓子パンを食べていると、 見えない油をたっぷり摂ってしまいます。

摂取する油を意識するための“最初の一歩”

油はカラダに悪いものではなく、 選び方と量の問題 です。

まずは、 「何をどれくらい食べているか」を知ることから始めましょう。

 

✔ 加工食品の「原材料名」を見る

見えない油を減らすために、 一番簡単で効果的なのが 原材料名のチェック です。

見るポイントは2つだけ

  • 原材料名を必ず見る  → この商品は何で作られているのかを意識する
  • 最初の3つをチェックする  → 原材料は“多い順”に書かれている

原材料名の上位に

  • 植物油脂
  • パーム油
  • ショートニング
  • マーガリン

などが書かれていませんか?

これらが最初の方にある食品は、 油がたくさん使われているサイン です。

カップ麺、スナック菓子、クッキー、菓子パンなどは、 こうした油が多く含まれていることが少なくありません。

「減らす」だけでなく「選んで摂る」油も大事

悪い油を減らすだけでなく、 良い油を意識して摂ること も大切です。

良い油の例(不飽和脂肪酸が多い)

  • 青魚の油(サバ・イワシ・サンマなど)
  • オリーブオイル
  • えごま油・アマニ油
  • ナッツ類(アーモンド・くるみなど)

これらは、 血管や脳の働きをサポートしたり、 炎症を抑える方向に働くとされています。

「揚げ物を減らす+魚や良質な油を少し増やす」 この組み合わせが、体にとってはとても良い変化になります。

毎日の食事を“全体”で見る

  • 肉だけ減らす
  • 乳製品だけやめる
  • 油だけゼロにする

こうした「何かだけ」に偏った考え方では、 栄養バランスは整いません。

大事なのは、 毎日の食事を“全体として”見ること です。

  • 揚げ物やスナック菓子が続いていないか
  • 菓子パンが主食になっていないか
  • 魚や野菜を食べる回数はどうか

こうした視点で、 少しずつ整えていくことが大切です。

今日からできる小さな一歩

  • 買い物のときに原材料名をチラッと見る
  • 菓子パンを「毎日」から「週に数回」にしてみる
  • 揚げ物の日を少し減らして、魚の日を増やす

たったこれだけでも、 油の質とバランスは確実に変わっていきます。

油は敵ではありません。 あなたの体を守るための、大事なパートナーです。

「何をどれくらい、どんな形で摂るか」 そこを一緒に整えていきましょうね。



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